シェルドン・アデルソン、癌と闘う

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ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)の会長兼最高経営責任者のシェルドン・アデルソン氏(Sheldon Adelson)が血液癌の治療を受けていることが明らかになとり、氏のカジノ帝国に影が落とされた。

ラスベガス・サンズが発表した声明では、アデルソン氏が治療のために服用している薬に副作用があることが述べられ「副作用によりアデルソン氏の勤務や出張する能力が限られていますが、会長兼最高経営責任者の役目を全うするのに支障はありません」とのこと。

しかし、アデルソン氏が法廷に出席出来なかったことに関して同氏の弁護士が大分違う状況を述べた。弁護士によるとアデルソン氏の健康状態が「非常に良くない」であり、今年に入ってからサンズの事業所に姿を見せていないようである。

85歳のアデルソン氏の癌診断により、ラスベガス・サンズの未来に重大な影響が及ぶという懸念が応じている。サンズはマカオとシンガポールのゲーミング業界をリードする存在であり、日本の主要都市でのIRライセンスを目指している。

いかなる理由をもってアデルソン氏が事業から身を引いても、サンズの政治的影響力に影響が与えられるでしょう。アデルソン氏とその妻のミリアム・アデルソン氏(Miriam Adelson)はアメリカ合衆国共和党とトランプ政権の最大の経済的支援者であり、2016年からおおよそ1億5000万米ドル(約167億円)を貢献している。(AGB Nippon)