来月に行われるとされるIR実施法案の通過に際し、3つのIRライセンスの一つを獲得するべくシーザーズ・エンターテインメントはキャンペーンの一環として6月26日にカナダ出身のポップ歌手、セリーヌ・ディオンによる完売となった2時間に及ぶ公演を約12年ぶりに東京で行った。
シーザーズの最高経営責任者マーク・フリッソーラ氏(Mark Frissora)は報道発表にて「優れた統合型リゾートオペレーターである当社にとって、ライブ・エンターテインメントは事業成功の秘訣であると考えています。日本で IR 実施整備法案の審議が進む中、今回の公演が日本で意義あるパートナーシップを構築するという当社のコミットメントを示すものとなった事を願っております。」と述べた。
また国際開発社長スティーブン・タイト氏(Steven Tight)も「当社の統合型リゾート施設ではこうした公演が毎日のように開催されていますが、昨晩の公演に来られたお客様には、Japan Entertainment Resort(JER)でどのようなエンターテインメントが楽しめるかをご体験いただけたのではないかと思います。」と語っている。
また、日米同盟の主要メンバーの一員でもあり、いまだ二国間関係の重大な存在でい続ける米国の元国務副長官リチャード・アルミテージ氏(Richard Armitage)がイベントに参加していたことも注目に値する。またアルミタージュ・インターナショナルの設立パートナーであり、今年初めにシーザーズが発表した日本諮問委員会のメンバーでもあるカーラ・ブー女史(Kara Bue)も顔を見せた。(AGB Nippon)