フィリピン・スター紙(Philippine Star)によると、フィリピンのアミューズメントとゲーミング管理公社(PAGCOR = パグコア)の2人の上級職員が汚職に関与した疑いでロドリゴ・ドゥテルテ大統領(Rodrigo Duterte) によって解雇されたと報道した。
この2人の上級職員は、それぞれが担当する地域外でギャンブルの許可を出し、その数があまりにも多すぎたことで今回の処分の対象となった。
大統領は「担当地域において許可を出すことは問題はないが、担当外の地域にまで許可を出すとなると…」と語っている。
また、大統領は、これらの職員らが75年にもわたって外部に営業許可を出していたことに腹を立てている。
「それに75年にもわたり、外部に許可を出していたのだから…。尋常ではない。一体何人の大統領の下で不正行為を行っていたのだろう」とも述べている。
ドゥテルテ大統領は、さらに5人の政府高官も解雇の候補に挙がっていると述べている。(AGB)