フィリピンの大統領ロドリゴ・ドゥテルテは、ボラカイ島でのギャンブルの定着を許可しないことを繰り返し述べた。ボラカイ島は現在、環境の悪化につき、閉鎖されている。また、大統領は、6か月にわたる浄化期間後に同島の復興作業により利益を受けるという主張において、自ら金銭的利害関係はないことを明確にした。
大統領は「全く利害関係ありません」と断言し、「大企業に受け渡すというような話が作り上げられています。ただし、ギャンブルは公認しません。大企業でその権利を受け渡すようなこともしません」と付け加えた。
ドゥテルテ大統領は、浄化期間後に「正当な持ち主」に島を返還することを誓った。
また、大統領は「まず、この土地の所有者を適切に見定めることが必要です。… この決定は地方政府または議員に任せます」と述べている。
これとは別に、ドゥテルテ大統領は「フェテン」(Juetengとはフィリピンで人気のある違法なギャンブル)の繁栄を許さないことを明確にし、取り締まりを止めるように警察に指示してないことを明言した。
大統領は、警察に対して「フェテン」の運営者の取り締まりを緩めるという主張を訂正したかったと話し、「フェテンを許可するとは言っていません」と述べた。「ロトくじは、フェテンの人気を上回ることが期待されていたが有益でないため、フェテンの対処について別の方法を探すと述べたまでです」と弁明した。(AGB)