5月14日にグループ・バリエール(Groupe Barrière)は和歌山にコミットしたことを3つの行動で再主張した:唯一の日本事務所を和歌山で開いたこと、オフィシャル・ブランド・アンバサダーのジャン・レノ氏(Jean Reno)を和歌山に招待したこと、そして仁坂吉伸知事と面会をしたこと。
アレクサンドラ・ドゥセーニュ・バリエール氏(Alexandre Desseigne-Barrière)とジョナサン・ストロック氏(Jonathan Strock)に率いられ、バリエールはここ5年間にわたり日本を北端から南端まで旅をし、和歌山のマリーナシティを見た瞬間に希望のIR開発地を見つけたと確信したことが分かったという。
日本のその他の地方への関心を拒否することなく、和歌山に「主眼を置く」と言い、もっとも活動を行う地方だとされた。ドゥセーニュ・バリエール氏も個人的な気持ちも述べ、会社の歴史に日本での成功を貢献すれば亡き母のディアン・バリエール氏(Diane Barrière) が誇りに思ってくれるだろうと語った。
バリエールの和歌山事務所は正式にオープンを果たしたが、現在ではスタッフがいため募集を募っている。事務所の目的が和歌山内の企業に連絡をとりバリエールの計画に直接的に参加をしてもらうことである。
ストロック氏は和歌山がIRライセンスを取得する三つの自治体の一つになれると信じていることを明確に発言し、大阪の夢洲の近くにもう一つのIRがあってもマイナスではなくプラスになるという意見を改めて主張した。また、同氏はシンガポールで二つのIRが近接していることを良い例として挙げた。
以前と同様に、バリエールの計画は日本のIRで演出する優雅感を主張したもので、他のところで使用した従来のデザインを採用するではなく、この計画に特有のものとなる。また、自然との調和を保つことを重視し、高野山への観光復興も何度か話に上がった。
カリスマ的なジャン・レノ氏は、和歌山へ足を運んだのが今回初めてであるが、バリエールの入札が成功した後にまた何度も訪れたいと語り、マリーナシティの黒潮市場でマグロ解体ショーを大いに楽しんだそう。(AGB Nippon)