マカオ政府統計調査局(Statistics and Census Service)によると、マカオへの旅行者の消費額は第1四半期において22%上昇し、その大部分がショッピングによって占められているとのことである。なお、ギャンブル収入が加味されないこのデータでは、合計消費が164億パタカ(約2214億円)となった。
2017年の第4四半期と比べると、旅行者の入国および1人当たりの消費額が低下したことに伴い、旅行者による合計消費額は9.7%低減。宿泊旅行者の合計消費額は、約20%上昇して127億パタカ(約1715億円)となった。また、日帰り旅行者の合計消費額は31%増加して37億パタカ(約505億円)記録した。
なお、ショッピングによる消費が47.3%と合計額の大部分を占め、宿泊施設の消費が23.3%を占めた。マカオへの旅行の主要目的を分析した結果、MICEイベント目的でマカオを訪れた旅行者1人当たりの消費額が最も高く、2,908パタカ(約3万9000円)を記録し、続いてショッピング目的の旅行者1人当たりの消費額が2,596パタカ(約3万5000円)であった。(AGB)