マツイ・ゲーミング・マシン社(Matsui Gaming Machine)は、日本国内におけるカジノ事業が無いにも関わらず、国際市場ではゲーミング・テーブルやカジノ・チップのサプライヤーとしてのポジションを確立している。
マツイ・アジアのマネージング・ディレクター町田茂樹氏は「アジアではカンボジアやベトナムなどの市場が強みです。マカオでは規模は大きくはないが、全施設には商品を提供しています。ヨーロッパ市場における存在も強みのひとつです」とAGB Nipponとのインタビューに答えた。
町田氏によると同社のカジノチップは「高品質でお手頃価格な上、ユニークなセキュリティ機能も搭載されている。」
マツイ・ゲーミングの本部は東京だが、ソウル、マカオ、マンチェスターおよびラスベガスなど、世界中に子会社がある。
同社は長らく日本のIR産業誕生を心待ちにしていた。最後に町田氏は「母国に商品を提供出来る日が来るのを楽しみにしております」と国内市場への参入の願いを語った。(AGB Nippon)