メルコリゾーツ&エンターテインメントCEOのローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)は、自社がもっとも関心をもっているのは、地域市場より大都心における展開であると再主張した。
メルコが運営するマカオIRのスタジオ・シティ(Studio City)とシティ・オブ・ドリームズ(City of Dreams)の新たなノン・ゲーミング・アトラクションのプレビュー発表会で語るホー氏は、横浜がIRの誘致に意欲を示しているという噂を話題にし、「非常に魅力的」とコメントをしたが、横浜とその市長は特に意見の述べていないことを指摘し、「現時点では手をあげ、積極的に取り組んでいるのは大阪だけ」と結論づけた。
また、ホー氏は、日本でIRを開発する機会が「プライスレス」でありと言い、日本でのライセンス取得に向けて必要なことは全て行うと再び発言した。
中国人プレイヤーへのアクセスがメルコならではの大きなセールスポイントになると付け足したホー氏は、「我々には実績、エンターテインメント、プレミアムゲストに対する取り組み、そして膨大な中国データベースがある。もちろん世界の各国からゲストは呼び寄せるが、中国での基盤が特に大規模だ。結局のところ、日本の観光業の成長を推進させるのが近隣国である」と語っている。
マカオに関しては、ホー氏は、スタジオ・シティが開発の第二段階へ進む準備が整えていることを明らかにした。大規模のウォーターパークを含むノン・ゲーミングのエンターテインメント施設が増加される予定である。(AGB)