メルコが好調な売上を報告; ローレンス・ホーは日本に前向き

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2019年4月~6月期の決算説明カンファレンスコールで語ったメルコリゾーツ&エンターテインメント(Melco Resorts & Entertainment)会長兼CEOローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)は、日本に対して前向きなスタンスを維持している。

ホー氏は「アジアのプレミアム市場、高品質資産、世界的なエンターテイメント提供への献身、市場をリードする社会的保護手段およびコンプライアンス文化に焦点を当て、地方政府や地域社会にとって理想的なパートナーであるべしという当社の公約により、メルコはユニークな日本的タッチをもって統合リゾート開発のビジョンを日本が実現させるのに役立つ強力な立場にいる」と述べた。

メルコは2019年4月~6月期に売上が17%成長したと発表し、去年の6月にモーフィアス(Morpheus)ホテル開業と高いホールド率を主な要因として挙げた。しかし、シティ・オブ・ドリームズ・マニラ(City of Dreams Manila)が厳しい競争により業績がそれほど振るわなかったという。

2019年第2四半期の営業収益が14億4000万米ドル(約1560億円)で、調整後EBITDAが前年比同期24%増加の4億4220万米ドル(約457億円)となった。純利益が1億0030万米ドル(約110億円)だった。

ホー氏は「受賞歴のあるモーフィアスの更なる拡張と2階にある新しいVIPエリアのオープンによりシティ・オブ・ドリームズが2019年第2四半期のおける好調な業績を挙げ、VIPボリューム、マス向けテーブル収益とEBITDAが著しい成長を成し遂げた」と証券取引所への報告で指摘した。(AGB)