モーガン・スタンレー、ゲンティン・シンガポール成長を慎重に見据える

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ゲンティン・シンガポールの2019年1月~3月期の業績は運の要素により予想を上回ったが、分析者は短期的な見通しを慎重に見据えると述べている。

純利益が前年比の5%減の1億5000万米ドル(約164億円)、収益が同じ割合で減少し4億6700万米ドル(約513億円)となった。EBITDA(金利・税金・償却前利益)が8%減の2億4100万米ドル(約264億円)だった。

モーガン・スタンレーは報告で純利益が予想を上回ったことを述べ、「しかし、ゲンティンは地政学的緊張の中で中国VIP客の信用期限延長に対して慎重なスタンスをとっているようであり、ほかの東南アジア諸国連合の国から短期的な競争を予想している。短期的な媒体が限られているため(日本のIRライセンス取得は早くても2020年年央、2024年には1100客室の拡張)プラス面が少ないと考えられる」と付け加えた。

ゲンティン・シンガポールは日本の活動に関して「入札プロセスの激しい競争に取り組むための努力を強化し、更なるリソースを投入する」と述べた。(AGB)