ユニバーサル・エンターテインメントは、創業者の岡田和生氏に対する逮捕状がオカダマニラの営業事業に影響を及ぼさないと7日の月曜日に株主に訴えかけた。
先週、パラニャーケ市の地裁は岡田氏がオカダマニラから資金300万米ドル(約3億2600万円)以上を横領した疑いで逮捕状を出した。その約1カ月前には、フィリピン法務省が岡田氏に対する告発を勧告していた。
岡田氏の共謀者として告発されているオカダマニラ元会長兼最高執行取締役の臼井孝裕氏にも逮捕状が出された。
ユニバーサルは、7日の声明で岡田氏と臼井氏が2017年6月にそれぞれの役職から解任されていることを強調し、岡田氏と臼井氏から距離をはっきりと置いた。
「また、岡田和生氏は同年6月29日に当社取締役を退任しているため、今回の岡田和生氏及び臼井孝裕氏に対する起訴及び逮捕状の発出の事実は、タイガーリゾート・レジャー&エンターテインメントによるフィリピン、マニラ・ベイ地区における統合カジノリゾートオカダマニラ営業事業の継続に何ら影響するのではありません」とのこと。
また、ユニバーサルは、タイガーリゾート・アジア(Tiger Resort Asia)のアジアベスト・グループ(Asiabest Group)の株式取得とその公式買い付けに影響はないと述べた。(AGB)