ラスベガス・サンズ(Las Vegas Sands)社長兼最高執行責任者であるロバート・ゴールドスティーン氏(Robert Goldstein)は、何万平方メートルのコンベンション用の施設や何千室のホテル客室のある大型IRの建設に適しているのは大阪のみであると語った。
ゴールドスティーン氏はバーンスタイン・リサーチ(Bernstein Research)の2019年ストラテジック・デシジョン・カンファレンス(2019 Strategic Decision Conference)にて同社のアナリストと談話をしていた。
談話では、ゴールドスティーン氏はラスベガス・サンズがシンガポールとマカオで大型IRを開設した実績が有利となるという考えを述べた。
マカオに関して同氏はVIP向け市場がいずれ回復することを見込み、将来の展開に前向きである。また、同氏は中国における売上増と港珠澳大橋による交通アクセスの改善がマカオのゲーミングを牽引すると考えている。
その他の市場については、サンズが唯一検討しているのはニューヨークであり、パートナー候補者と話し合いを進めているとゴールドスティーン氏が述べた。(AGB)