メルコリゾーツ&エンターテインメント(Melco Resorts & Entertainment)会長兼最高経営責任者のローレンス・ホー氏(Lawrence Ho)は、最近クラウン・リゾーツ(Crown Resorts)の株式を買収したことが日本におけるカジノライセンス入札を推進すると述べた。
4日にマカオでメディアとの特別円卓会議で語ったホー氏は、今年度におけるマカオのゲーミング収益成長に対して前向きな姿勢を見せた。
長いこと日本のゲーミング市場に目を付けている同氏は、日本のIRに対して「この機会はプライスレスなものであり」と言い、ライセンスを確保するためあらゆる手を尽くすと宣言している。
「現在の最優先事項が日本とその発展に貢献する活動。メルコとしては、これがここ2年間にわたるグローバル展開の延長線である」とホー氏の言葉がマカオ・ビジネス(Macau Business)で引用されていた。
また、ホー氏は「日本が我々の最終目的であり、ここ数年に築き上げたすべてが有力なショーケースを作るためであって、オーストラリアとロンドンの資産を加えたことが日本での活動を推進している」と述べた。
先週、メルコはクラウン・リゾーツ株式の20%を買収した。(AGB)