元ネバダ州知事がMGMに加入

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MGMリゾーツ・インターナショナルが元ネバダ州知事のブライアン・サンドバル氏(Brian Sandoval)をグローバル・デベロップメント部門のプレジデントとして迎え入れたと発表した。同氏は日本を含む事業開発の指揮を取り、スポーツゲーミングの公共政策の対応などを行う。

サンドバル氏の加入に伴い、MGMリゾーツのプレジデントであるビル・ホーンバックル氏(Bill Hornbuckle)はマカオを中心にグローバル・カジノ・マーケティング部門を牽引する。

同社の会長兼CEOのジム・ムーレン氏(Jim Murren)は「ブライアン・サンドバル前知事ほど、幅広い尊敬を受け、成功し、豊かな知識を持つリーダーはいません。私たちは、MGMファミリーに彼を迎えることを大変喜ばしく思っております。サンドバル前知事の参加により、彼の持つ比類ないレベルの知見、リーダーシップ、そして貴重な経験が当社にもたらされると考えております。特に日本文化に対する興味は高く、理解も深い。より日本に貢献できるIRを展開していくことができると確信しています」と入社を歓迎した。

20年ぶりに民間セクターに復帰するサンドバル氏は政治家、州司法長官、連邦裁判官および州知事の経験がある。

ムーレン氏は日本に対しては「日本は素晴らしい国です。私は全米各州による通商代表団を率いて日本を訪ねましたが、そこで出会った方々、食などの文化、何千年にも及ぶ豊かな歴史などのすべてに魅了されました。MGMリゾーツの日本における統合型リゾートという素晴らしいチャレンジに大きく期待し、全力を尽くして参る所存です」と述べた。

また、MGMに関しては「MGMリゾーツはご存知の通り、カジノとエンターテインメント業界における世界的なリーダーです。私はかねてからジム・ムーレンを尊敬しており、彼が率いるMGMチームに参加することは、この上ない喜びです。ジムは日本で、そしてスポーツ業界で、各方面と緊密な関係を築いてきました。私は、彼の築いたこの強力な基盤と知事時代の経験を足がかりに、MGMリゾーツの海外事業責任者として日本の地域コミュニティの皆さまとともにあるべきIRの姿を探求し、新たな世界に挑戦することを、心から楽しみにしています」と付け加えた。(AGB)