加森観光と500ドットコム、契約ならず

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一年前にプレスリリースが公開されて以来、加森観光は、シンセン市のゲーミングサービスプロバイダー500ドットコムが率いるコンソーシアムとの投資契約が完結されなかったことを初めて公式に認めた。投資家コンソーシアムのメンバーはセコイア・キャピタル・チャイナ(Sequoia Capital China)、ビジョン・ナイト・キャピタル(Vision Knight Capital)、SIG・アジア・インベストメント(SIG Asia Investments)だった。

加森観光の代表者は、「500ドットコムは2017年に話を持ちかけてきて何度か話し合ったが、最終的にパートナーとして合わないと決断した」と事情を説明し、「当社の合意をなくして発表したもので、500ドットコムまたはほかのグループとIR入札を目指したことはない」とさらに付け加えた。

合意が決まったとされている投資契約は、去年の1月に国内でも海外でもよく報道されたとはいえ、加森観光は公記録を訂正することはなかった。

「当時の経営陣は、地方自治体と500ドットコムに決断を通知するだけで十分と考えていた。今は、正しい情報を伝えることに力を入れている」とのこと。

北海道IRショーケースに合わせて、加森観光は自社のIR提案を再び公式に打ち上げ、一年で150万の来場者を誇るルスツリゾートホテル&コンベンションでのIR計画を描いた。

この展開についてAGB Nipponが問い合わせをしたが、500ドットコムは答えなかった。(AGB Nippon)