北広島市長、平和のIR提案を撤回

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北広島市長である上野正三氏は、平和の札幌北広島ゴルフ倶楽部へのIR建設提案に対する反対姿勢を明らかにし、自治体としての方針を明らかにした。

北広島市議会において上野市長は、IRは経済効果と雇用面でメリットがあるかもしれないが、現段階で入札を決断するのは難しいという判断を下した。

パチンコ・パチスロ遊技機の大手民間企業である平和は、昨年12月に札幌北広島ゴルフ倶楽部へのIR建設を呼びかけ、初期投資およそ20億ドル(約2200億円)ほどの初期投資を仮定とした、国際IRオペレーターおよび現地企業が参加するコンソーシアムの形成を構想していたという。

AGB Nipponが北広島市の撤回について平和に対しコメントを求めたところ、代表者は、市長からの正式な表明はこちらで確認できていないとの回答があった。

北広島市が北海道内のIR入札競争から撤退し、残された2つの自治体(苫小牧・留寿都村)が道庁の支援をめぐって争うこととなった。その中でも苫小牧は、より多くの賛同を得られている。(AGB Nippon)