千葉市長の熊谷俊人氏は、幕張新都心における地元企業団が提案したIR誘致に対して、改めて受動的なスタンスを見せた。
6月6日の定例記者会見にて熊谷氏は「今まで、我々は具体的な提案が出ない限り、どうだって言えませんよねということ。今回、具体的な提案が受けましたので、真摯に受け止めて、研究検討をしっかりしていきたい」と述べた。
熊谷氏のスタンスは、IR誘致を積極的に目指している大阪や和歌山の政治家たちとは対照的なものである。
幕張エリアでIRを建設するという考えは5年前から出てきており、今回が初めてというわけではない。しかし、熊谷氏の言動はIR誘致に興味があると示唆するようなところはない。(AGB Nippon)