夢洲に絶滅危惧種海鳥が飛来、生態系調査へ

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夢洲開発に予期せぬ課題が出現した。同島は絶滅危惧種に指定されているコアジサシの繁殖地になっている可能性があると専門家が主張。

長い歴史を持つ「大阪自然環境保全協会(ネイチャーおおさか)」は、気温が上がってくる季節にコアジサシの飛来は確認しているが、繁殖地であるか否かは確認が取れていないため現在も生態調査を続けている。

夢洲は1977年に廃棄物処分地として整備が始まり、埋め立てが続くなか草地や池が広がり、野鳥が集まる環境となった。シロチドリなど多くのシギ・チドリ類など数種類の野鳥も確認されている。

2025年世界博覧会ならびにIRの開発に向けて生態系調査は今後も行われるが、絶滅危惧種の飛来は少なからず懸念事項になり得る。(AGB Nippon)