月曜日の夜、岩手県競馬組合(岩手競馬)に所属する競走馬から4度目となるステロイド薬のボルデノン(筋肉増強剤)陽性反応は出たと発表されたが、当局はこの事件の原因となる謎の解明に近づきつつある模様。
2度目と3度目のステロイドは水沢競馬場の高橋純厩舎が管理する競走馬から検出されていた。調査の一部として残りの10頭の馬が検査された際、「ワン・サイド・ストーリー」と名づけられた馬からもステロイドが検出された。
高橋純厩舎は少なくとも来年まではレースに参加しないことにすでに同意している。岩手競馬全体がいつレースを再開するのは不明。
対抗措置の一環として岩手競馬は競走馬らを守るべく追加の防犯カメラを設置し、24時間体制の警備員らを採用することとなった。
4度目の事件が起きる前にすでに一部の地元の観察者らは状況のさらなる悪化を防ぐための問題解決の緊急性が欠けていたと岩手競馬を批判していた。(AGB Nippon)