石井啓一国土交通大臣は16日、北海道の新千歳空港における発着枠を来春には20%増加させると発表した。
現在の1時間あたり42枠から50枠へ増加し、同空港の受け入れ能力の拡大を期待する。
石井大臣は「観光立国実現のため、新千歳空港について今後の増加が見込まれる航空需要を取り込むのが非常に重要」と述べた。
2018年度時点では年間利用者2300万人を超えており、特に国際便の増加が目立つ。
並行して北海道空港株式会社が率いるコンソーシアムは、北海道7空港の民営化をめぐり国土交通省との優先交渉権者に選定されている。
苫小牧市がIRライセンスを付与されれば、新千歳空港はIRへの主な玄関口になることが期待される。(AGB Nippon)