日本、中国の海外トップ旅行先となる


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10月初めの中国のゴールデンウィーク連休の間、日本は中国観光客の一番の海外旅行先として初めてタイを追い抜くこととなった。

これは7月のツアーボート事件にて中国人観光客が数十人が犠牲になったためにタイへの中国人観光が約9%減少したことによるものであるが、中国が他のどの国よりも日本を選ぶこととなったのはある意味当然であるとも思われる。

中国で人気のオンライン旅行代理店Ctripは最近の報告書にて今年の日本への中国人観光客の数は、初めて800万人を超える可能性が高いと述べている。これら中国人観光客は今年日本にて約1兆5800億円以上を消費する可能性が高い。

Ctripの報告書によれば「ショッピングこそが観光客の主要な目的だったが、現在は地元の食べ物や伝統文化にもっと興味を向けている」とのこと。

日本企業もあた中国人観光客の支出をさらに増加させるべく力を注いでいる。例として今週、日本のメッセージアプリLINEはテンセント(Tencent)のウィーチャット(WeChat)と組み、日本にて新しいモバイル決済システム(LINE Pay)を提供している。これは9月にソフトバンク、ヤフージャパン、アリペイ(Alipay)の提携により作成されたモバイル決済サービス・ペイペイ(PayPay)に似た動きである。(AGB Nippon)