将来のIR産業と関連すると思われる観光の一種として、夜景観光コンベンション・ビューローと呼ばれる団体が「夜景観光」を促進している模様。最近開催されたクアラルンプール市の「夜景サミット」では長崎の加藤邦彦副市長が夜景を強く推しており、「長崎とその夜景をマレーシアに紹介することを目指しています」とベルナマ通信社に語った。
地元メディアによると夜景観光コンベンション・ビューローの代表は団体は2012年に設立され、特に美しい夜景が楽しめる日本全国の160場所以上を登録したと説明。
訪れる観光客が増えたこともあり、マレーシアが今年の夜景サミットの会場に選ばれた。日本政府観光局の統計によると2018年の6月には3万6000人以上のマレーシア人観光客が日本を訪問しており、前年度の21.5%増であった。
加藤副市長は訪れるマレーシア人観光客が東京や京都などのお決まりの目的地のみを訪れるのではなく、長崎にも引き寄せることを望んでいることを明らかにした。
IR産業確立のための日本政府の主な目的の1つは日本の夜間エンターテインメント市場を活発化させることである。(AGB Nippon)