ゲーミング業界に金銭処理技術を提供する大阪の日本金銭機械(JCMグローバル)は、カジノセキュリティー強化に向けて顔認証技術を使用するためにラスベガスを拠点とするeコネクト社(eConnect)と提携を結んだと発表した。
日本金銭機械のフュジオン(Fuzion)管理システムはeコネクト社の顔認証技術に統合させたことにより、カジノフロアにおける疑わしい取引がより明白になり、マネーロンダリングやそのほかの違法行為を防ぐことに繋がる。
eコネクト社運営の上級副社長ジェーソン・クリッブス氏(Jason Cribbs)は「フュジオンの独自の能力をeコネクト社のトップクラス顔認証システムに統合させたことで、カジノ事業者が新たな形でマネーロンダリングを特定・再調査し、減少させることが出来る。来場者の顔とフュジオンの警告照合することにより不審な行為がより発見しやすくなる」と述べた。(AGB Nippon)