山下ふ頭におけるIRを誘致する計画に反対する市民団体と政党は、横浜の林文子市長をリコールとカジノ建設を住民投票で決める活動を発足している。
カジノ反対派は最近2日、3日、6日にデモを行い、それぞれ約70人、1200人、100人が集まった。デモはそれぞれ異なる団体が主催したという。
横浜におけるIR誘致を妨げたい気持ちで団結しているが、それを実現させる具体的な戦略はまだ検討中であるようだ。IR賛成の市長のリコールを唱える者もいれば、IR誘致に対する住民投票を要求するものもいる。
朝日新聞が実施した横浜市民の世論調査は、反対派にとって喜ばしいものであるかもしれない。多くの市民が関心を寄せていることが明らかであり、IR誘致に反対が64％で賛成はたった26％だと分かった。
しかし、調査の結果だとリコールより住民投票のほうに望みがあることが示唆される。回答者の59%は住民投票が行われるべきだと答えていたが、林文子市長の働きに対しては賛否両論だった。
IR提唱者も賛成の意見を促進することが予想される。横浜商工会議所は10月後半にIR推進協議会を発足する見込みであり、横浜市も全18区で市民向けの説明会を12月に予定している。(AGB Nippon）