地方競馬全国協会の競馬場の1つである門別競馬場は9月6日の北海道地震により大きな被害を受けており、約800頭の競走馬の健康管理が特に懸念される。
北海道全体で起きた停電とは別に地震は競馬場の水道管をも破壊し、馬用の飲料水の供給源を遮断。結果として馬達は濾過されていない地下水を与えられることとなった。
日曜日に自衛隊が競馬場に到着し、そこで勤務するトレーナーや騎手らのために必要な飲料水が持ち込まれたものの馬達に与えるための供給はいまだ不足しており、引き続き地下水が飲料用と馬体の洗浄用に使われている。
獣医師やトレーナーらは馬の健康状態が悪化しないよう注意深く監視を続けている。 競馬場の通常運営は少なくとも今週末まで中断される模様。
門別競馬場は北海道庁により運営されている2つの競馬場のうちの1つであり、1997年に開設した。(AGB Nippon)