強力な台風がタンカー船を本州と空港を結ぶ橋に激突させてから2週間後の火曜日の朝、西日本旅客鉄道と南海電鉄は関西国際空港への列車運行を再開。
一方、波による2つの滑走路や第1ターミナルビル等への浸水被害が深刻だった空港も台風前の運航状況の50%以上までに回復したとのこと。
関西国際空港は日本で3番目に多忙な空港である上に大阪・神戸全域の主要な航空拠点であるため、飛行機のキャンセルは深刻な経済的被害をもたらした。正確な数値はまだ不明。
関西国際空港は大阪市や和歌山市、また泉佐野市の市政のIR計画でも非常に重要な位置を占めている。
海面上昇や台風など将来起こり得る気候変動の影響を考慮すると、今回の台風により明らかになった関西国際空港の脆弱性は今後も懸念されるべきである。(AGB Nippon)