マカオの統計と国勢調査局の情報によると、マカオへの旅行者数が前年比で8%上昇したと発表された。
中国からの旅行者の上昇が要因であるとされている。
中国からの旅行者は同月、前年比で16.5%上昇して210万人に上った。なお、個人訪問スキーム(IVS)に基づく旅行者は16.9%も上昇している。同情報源によると、これらの旅行者の多くは広東省や湖北省出身である。
また、マカオでは台湾および米国からの旅行者の増大も記録している。しかし、韓国、香港、オーストラリア、カナダ、英国からの旅行者数は減少しているという。
今年後半に開通が決まっている港珠澳大橋(香港、マカオ、中国の珠海)の運用が始まっていない状況の中、今月の陸路での旅行者数は14.4%上昇した。一方、フェリーなどの海路による旅行者数は5.6%減少した。空路での旅行者数は25.9%上昇している。
結果としては、今年最初の4か月にわたる合計旅行者数は上昇し、1,150万人にも達した。なお、前年比では8.4%増しとなった。(AGB)