GSAジャパンがローンチ・パーティーを開催

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米国を本拠とするゲーミング・スタンダード・アソシエーション(Gaming Standards Association = GSA)がゲーミング・スタンダード・アソシエーション・ジャパン(GSAジャパン)を設立し、ローンチ・パーティーを13日に開催した。成長過程である日本のゲーミング業界に興味を持つ企業から約80人の参加者を前に、GSA代表ピーター・ドゥレット氏(Peter DeRaedt)は、GSAジャパンがアメリカ、マカオ、ヨーロッパに次ぎ第4番目のオフィスになると説明した。

GSAヨーロッパのマネージング・ディレクターであるマーク・ペース氏(Mark Pace)は、GSAジャパンに期待される3つの役割をAGB Nipponに明かした。

まずは日本の規制当局、オペレーターやメーカーなどがコミュニケーションを取る機会を作り、商業的関心を持たない偏りのない情報のソースとなること。これには海外の標準やプロトコルなどを日本のゲーミング業界に紹介する手助けをする重要な役割などが含まれる。

次に、GSAジャパンは日本の大学や教育機関と協力し、日本の学生が高レベルの技術教育を受けられる場を作りあげることを検討している。この点に関して、将来日本のゲーミング業界の中核となる管理職ポジションに、日本人が効果的に務め、外国籍の管理職クラスに頼り過ぎないことを目標としている。

最後に、GSAジャパンは正確な情報が提供されることを保証し、スタッフが十分な研修を受けれる体制を整えるために、IR内のカジノ管理システムに関連する支援を行う可能性がある

ドゥレット氏はさらに、2017年に設立された一般社団法人日本ゲーミングスタンダード協会(Japan Institute of Gaming Standards)とは協会名と目標がが類似しているが、全く無関係であり別の団体であることを強調した。(AGB Nippon)