日本IR協会は19日、議員会館で3回目となるイベントを開催し、日本IRにおけるエンターテインメントの役割に焦点を当てた。
スピーカーにはIR推進本部事務局長である中川真氏、MGMリゾーツ・インターナショナル(MGM Resorts International)副社長のエイミー・チャイ氏(Amy Chai)、メルコリゾーツ&エンターテインメントの上級副社長兼マーケティングおよびブランド最高責任者のフレドリック・ウィンクラ―氏(Frederic Winckler)、松竹株式会社の常務取締役の岡崎哲也氏などが登壇した。
プレゼン内容はIRが提供する新たなエンタメ要素と観光産業推進への期待をテーマにした。
中川氏は公共政策で公益と国益に貢献する重要性を強調し、スポーツ・エンターテインメントの成長の可能性に期待を込めた。
チャイ氏はラスベガス市場のエンタメ産業の歴史を例に、日本にも同じような事例を作り上げれると述べた。また、ビデオ映像を流し、MGMが大阪で行っている取り組みを紹介した。
ウィンクラー氏はメルコの「新しいエンターテインメントの新たな7つのルール」を説明し、同社が次世代技術などを取り入れた、「ボックス型」のエンタメコンセプトをボーダーレスな美術と発見の世界へ繋がる未来のエンターテインメントを発表した。
全体では60人ほどが参加し、6人前後の国会議員はイベントの最初から最後まで参加した。(AGB Nippon)