複数の国際IRオペレーターが苫小牧商工会議所のメンバーらと会い、入札についての話し合いの場を設けている模様。
水曜日に開催された約110人が参加したイベントでは、シーザーズ・エンターテインメント とクレアベスト・グループが地元の実業界相手に売込みを行っていた。
シーザーズのプレゼンテーションは、日本開発責任者である渡邉雄介氏が行った。シーザーズの広報担当者によるとこのプレゼンテーションでは「MICEやライブエンターテイメントなどを含め企業が関与している幅広いビジネスの概要を提供。シーザーズ・エンターテインメントのマーク・フリッソーラ氏(Mark Frissora)が日本を訪れた際に明らかにされた苫小牧市IRのコンセプト図案を参加者らが目にする機会もあった。コンセプトは世界初の統合エコ・リゾートである『森の精神』のもと、この地域の自然の美しさに焦点を当てた」とのこと。
クレアベストのアンガス・コール氏(Angus Cole)はAGB Nipponに「全国的なライセンスを獲得するためには苫小牧市をどのように最適な位置づけにすべきか我々の見解について語った。プレゼンテーションでは日本の投資家に強力なIRオペレーター、そしてクレアベストのような幅広く豊富な国際IR経験を持つ投資家など、複数のパートナーの強みを示す最高のコンソーシアムを作り上げる必要性に焦点を当てた」と語った。
ハードロック・インターナショナルもまた苫小牧市に焦点を当てているIRオペレーターの1つである。なぜ水曜日のイベントに参加しなかったのかと聞かれた際、ハードロックの重役は、今月すでにフロリダ州の苫小牧商工会議所のメンバー相手にプレゼンテーションを行っていたことを明らかにした。 (AGB Nippon)