3月にパートナーシップを公表して以来初の合同会見でMGMリゾーツ(MGM Resorts)とオリックスは、大阪・夢洲でIRの開発を目指すコンソーシアムに関西国際空港、伊丹空港、神戸空港の3空港を連携させることを発表した。
オリックスは2015年12月から関西エアポート株式会社を運営している。現社長の山谷佳之氏は以前にオリックスの経営陣に加わっていた。
オリックスグループの高橋豊典関西代表は「関西には多様な観光地があり、3空港との連携などを通じ、IR訪問客を西日本各地に送り出すことができる」と述べた。
また、合同会見ではMGMが以前に採用していた「大阪ファースト」方針が「大阪オンリー」に生まれ変わったことがはっきりと表明された。ラスベガスの大手事業者は腹をくくって大阪に賭けているようだ。
このパートナーシップでは、オリックスが先頭に立って政府の機関や日本のビジネス界に対応する形となる。(AGB Nippon)