マカオのジャンケット・オペレーターのタク・チュン・グループ(Tak Chun Group)は、月曜日にMGMコタイ(MGM Cotai)のVIPクラブのグランドオープンを行った。同グループは来年に海外への発展の意思も表示した。
中国からのハイローラーにクレジットの提供と借金の回収を援助することでVIPゲーミングを促進しているマカオのジャンケットは、リスクを分散させるためマカオの外への発展を求めているという。シンガポールのカジノ規制では運営が許可されてない状況、また日本では許可されることはないであろうジャンケットは、フィリピン・ベトナム・カンボジアでは存在を増やしつつある。
グループ最高責任者のレヴォ・チャン氏(Levo Chan)がグランドオープンを開催し、MGMゲーミング最高執行責任者のジョン・シグリー氏(John Shigley)、MGMアジアパシフィックの取締役副社長のケネス・フォン氏(Kenneth Fong)も同席した。
同オペレーターは去年の12月にMGMマカオでVIPクラブをオープンし、ウイン・マカオ(Wynn Macau)とスターワルド(Star World)での客室数も最近増やしたという。
チャン氏は、「グループに健全かつ安定した成長をもたらすため、これからの一年では新しい事業所を発見することで海外市場に積極的に取り込み、事業を拡張しながらこれまでにないレベルの待遇とサービスをVIP客に提供する」とグランドオープンで述べった。
グランドオープンはレーザーダンスのLASER WOMANで始まり、台湾ロックバンドのDiamond 5、そして体操選手の2組のパフォーマンスもあった。(AGB)