SJMホールディングスは、マカオのコタイ地区IRグランド・リスボア・パレス(Grand Lisboa Palace)が今年の前半中に建設を完了すると発表した。
2018年の利益が45.2%増の3億7100万ドル(約410億円)で、ゲーミングによる純収益は8.3%増の44億ドル(約4870憶円)を記録した。
同社は2000年代初期に競合他社が市場に参入するまで40年以上マカオにおけるゲーミング事業を独占していたが、昨年は市場全体のシェアが16.1%から14.9%に落ちた。マス市場のゲーミング収益シェアは19.5%、VIPのゲーミング収益シェアは12.2%だった。
「マカオのゲーミング市場は2018年も勢いを保ちながら成長し、SJMも収益、調整後のEBITDA(金利・税金・償却前利益)および純利益では成果をもたらした」とSJMの最高経営責任者で副会長のアンブローズ・ソー氏(Ambrose So)は報告書で述べた。「グランド・リスボア・パレスも2018年中に前進しており、数か月以内に迫る建設の完了を楽しみにしています。」
SJMはマカオ市場を軸に事業を進める方針を持つが、将来的に厳選されたアジア市場での事業拡大を検討すると述べた。(AGB)