ソシエテ・デ・バン・ド・メール

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    モナコ公国を筆頭株主とするソシエテ・デ・バン・ド・メール(Société des Bains de Mer = SBM)は、世界でもユニークな伝統を受け継いでいる。150年前に設立された同社は、モナコ公国でカジノにおける独占的権利を持ち、カジノ・デ・モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)、カジノ・カフェ・ド・パリ(Casino Café de Paris)、サン・カジノ(Sun Casino)、ベイ・カジノ(Bay Casino)を所有しながら運営している。 また、ヨーロッパのオンラインゲーミング業界の大手であるBEG及び、フランスにおいてトップレベルのオンライン・スポーツベッティング・サイト会社であるベットクリック(Betclic)それぞれの株式を50%ずつ所有している。 また、ギャラクシー・エンターテインメントは、2015年から同社の株式を5%所有している。

    SBM自体は日本のIRのライセンスを目指してはいないが、ギャラクシー・エンターテインメントの活動をサポートする役に徹している。このパートナーシップを活用し、日本のIRにヨーロッパ風のタッチを加える狙いがある。