IR法案の議論開始とともに、安倍総理のスキャンダルが再熱

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火曜日の午後には、待望のIR実施法案に関する議論が衆議院の本会議で始まった。しかし、開始直前に、安倍晋三首相のスキャンダルに関する騒動が政府に混乱をもたらした。

月曜日に愛媛県知事が発表した文書は、安倍氏が加計学園に関連する一連の騒動について虚偽を働いていることを明白にするものであった。 しかし、首相側は、この文書を否定するような証拠を提出することはなかった。その結果、衆議院本議会議の第1日目のほぼ半分は、首相のスキャンダルによって費やされてしまった。

野党第一党である立憲民主党の阿部知子氏は、質問時間を殆ど加計問題に費やすほどであり、これに対して野党からの声援はもちろんのこと、与党からの罵声も聞こえた。

また、安倍氏以外にIR開発に関する政府内の主要権限を持つ国土交通大臣には石井啓一氏が就任している。

政府側の基本的な論点は、観光を促進し経済を刺激する上でIRは重要な役割を果たすというものだった。一方野党は、ギャンブルの合法化が引き起こすマイナスの社会的影響に焦点を当てている。

政府は6月20日の通常国会終了までにIR法案通過を望んでいる。しかし、それまでに通過がかなわない場合には、1週間ほど議会を延長する可能性も浮上している。(AGB Nippon)