ダイナム 2017年度の利益増加


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香港証券取引所への報告書によると大手パチンコホールのオペレーターであるダイナムは税引前の利益が前年と比べて13.3%増加したとのこと。

3月末には日本国内にて450店舗のパチンコホールを運営していたダイナムは分散型パチンコ市場内では最大級であり、全国のパチンコ店の5%近くを占めている。

2017年度の総収入は1520億円で、税引前利益は168億円となっている。

同報告書では数多く存在する小規模な競合他社よりも低コストで店を運営することがダイナムの基本戦略であると述べ、「ゲーム機や一般賞品の購入を行う際、規模の経済性のメリットを享受しながら複数の店舗開発を通じてパチンコホール運営事業でも有利な立場に立っている」としている。

この戦略には「ホールの種類を標準化し、人口の少ない地域での開店に重点を置く」ことが含まれている。

報告書は政府規制の不利な変化については触れなかったが、「パチンコ業界は高価なホールを中心に顧客数と売上高が減少し続ける厳しい環境下でも営業を続けている」と述べている。(AGB Nippon)