ブルームベリー・リゾーツ、和歌山IR入札を視野に

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ソレア・リゾート・マニラ(Solaire Resort Manila)のオペレーターでもある、フィリピンに本社を置くブルームベリー・リゾーツ(Bloomberry Resorts)は、日本でのIRライセンス取得、特に和歌山マリーナシティでの運営を視野に入れ動き出した。

AGB Nipponのインタビューで、ブルームベリーCFOのエステラ・トゥアソン・オケーニャ氏(Estella Tuason-Occeña)と、日本支社長の北條猛氏が日本での今後の動きについて示唆している。

ブルームベリーは、ソレア・リゾート・マニラのオープンのわずか1年後に、東京に事務所を構えている。日本の地方市場、特に和歌山に関心を示しているようだ。

北條氏によると、ブルームベリーは、ジャパン・ゲーミング・コングレスで仁坂吉伸和歌山県知事にコンタクトをとった7社のIR事業者の1社であったと述べた。北條氏はまた、IRに関して政治的な主導権を握る知事の積極的な姿勢を評価している。

最近行われた和歌山IRセミナーでは、ブルームベリー日本支社の桐山満啓氏が講演している。

仁坂和歌山県知事による外国人専用カジノプランの廃止決定は、高く評価されているようだ。オケーニャ氏は、「私たちは済州でカジノを運営していますが、外国人専用のカジノでは、決してその対価を得ることはできないと学びました」と語っている。

ブルームベリーは、日本のIRライセンスへの入札はについて、他の国際事業者との厳しい競争に直面することを覚悟したうえで、挑戦を続けている。オケーニャ氏は、「私たちの努力が実るかどうかはともかく、前向きに挑戦を続けたい」と述べた。(AGB Nippon)