ロシアのカジノ元幹部が破産申告

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カジノ運営のビジネスが必ずしも華やかで成功で終わると限らない例が、最近ロシアで伺える。

ロイヤル・タイム・グループ(Royal Time Group)の元幹部であるラシッド・テイマソフ氏(Rashid Teymasov)は破産宣告され、同社はアゾフ市以外のロシアのギャンブルゾーンでの全てのプロジェクトから手を引いた。

ロシア当局が2010年に指定されたゾーンにギャンブル活動を制限した後、アゾフ市のオラクル(Oracul)カジノはオープンしました。そして現在はロイヤル・タイム・グループによって運営されている唯一のギャンブル施設である。

しかし、オラクルカジノも、2014年オリンピック後に同じ地域に別のギャンブルゾーンが設立されたため、今年の終わり頃には閉鎖の危機に直面している。

ロイヤル・タイム・グループの投資ポートフォリオには、アルタイ・テリトリー(Altai Territory)、プリモリエ(Primorye)、カリーニングラード(Kaliningrad)のギャンブルゾーンのプロジェクトが以前は含まれていた。

ロシアのメディアは、テイマソフ氏と同社の現在の状況は2017年に主要なカザン銀行であるタトフォンド銀行(Tatfondbank)からのライセンス取り消しに関連していると報道した。タトフォンド銀行は同社のプロジェクトに資金を提供したと理解されていた。

テイマソフ氏は、債権者に対し2億350万ルーブル(約3億5360万円)の義務を負い、自主的に破産申請をしている。(AGB)