メルコ・リゾーツ&エンターテイメント(Melco Resorts & Entertainment)は火曜、マカオ初のeスポーツアリーナを開始し、若い顧客を引き付ける計画を立てている。
この会場は、メルコのハリウッドテーマで有名なスタジオ・シティ(Studio City)リゾートに位置する。メルコは、最先端のエンターテイメントと小売コンセプトを含めるため、マカオの施設のブランド再生および再配置を行っている。
同社は日本でのライセンス取得を目指しており、日本でも同じ規模のイノベーションを約束した。
スタジオ・シティのアリーナは、九龍電競館(Kowloon E-Stadium)とオールインEスポーツ(ALL-IN E-Sports)との連携からスタートした。同アリーナでは、最大274人のゲストを迎えることができ、トップレベルのeスポーツ・トーナメントやVバーチャル・ゲーミング・リーグなどで、世界中のプロプレーヤーを迎え入れる高度なテクノロジーが採用されている。
例えば世界中マルチプレーヤー・ゲーミング・トーナメントなどを北京語と広東語でマカオのオーディエンスにライブストリーミングをすることが可能だ。
メルコによると、同会場は来年、いくつかのトップレベルの大会を開催することになっているという。同社は、eスポーツ・プレーヤーの多くは30歳未満で、中国人プレーヤーが世界中のオーディエンスの半分を占めていると述べている。
スタジオ・シティの・プロパティ・プレジデントのジェフ・アンドレス氏(Geoff Andres)は、「eスポーツは、進化・革新し続ける急速成長市場部門です。メルコは、この会場により、若い顧客を引き付けると同時に、弊社のすべてのゲストに斬新かつ新手の体験をもたらし続けることができるようになりました」と話した。(AGB)