ニュージーランドのカジノ、ギャンブル問題の支援サービスを施設内提供へ

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スカイ・シティ・カジノ・オークランド(SkyCity Casino Auckland)は、ニュージーランドのカジノとしては初めて、ギャンブル問題を抱える人々を対象とした支援サービスの供給を始めると地元メディアは伝えている。

オークランドの公衆衛生当局(Hāpai Te Hauora)によると、支援を必要とする人たちにすぐ支援サービスを供給できるようにする仕組みは前例がないという。

「スカイ・シティ・カジノ・オークランドはニュージーランド国内で最大の規模を誇るカジノですが、ギャンブルに関したさまざまな問題が起きる場所でもあるのです」と衛生当局のヘイリー・コロイ氏(Haylee Koroi)は語った。

「今後は、スロットマシーンで遊びながらも支援を必要とする人たちにすぐに手を差し伸べることができるでしょう。」

支援サービス本部長、ケーラム・マレット氏(Callum Mallet)は「この施設へやってくるお客様たちには、娯楽の一つとしてギャンブルを楽しんでいただきたいと考えており、そうした環境をお届けするのが私たちの責務であると考えております」と述べた。

ニュージーランド内務省のデータによると、ニュージーランド国内のスロットマシーンに費やされる金額は2018年第1四半期に2.3%の伸びを見せた。

2018年3月31日までの四半期に、その合計金額は2億1200万ニュージーランドドル(約166億円)に達した。

また、前年の同四半期における合計金額は、2億0730万ニュージーランド・ドル(約162億円)であった。(AGB)