カジノ・オーストリアIR入札、音楽と医療に焦点

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カジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパン(CAIJ)は国営のカジノオペレーターを選ぶという安全性によるIR入札を計画しており、クラシック音楽と医療テーマに基づいたものだとCAIJの林明男社長がAGB Nipponとの独占インタビューにて語った。

林氏によればキーワードは「クリーン、安全、安心」の三つ。CAIJは堅実な国営オペレーターを選ぶことの有利さを主張することにより地方自治体相手の取り組みを行うことが可能であるとのこと。

林氏は施設内に世界クラスの医療モールを建設し、さらにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン少年合唱団等その他のクラシック音楽団体の公演用の会場も作成することを目指している。

CAIJは最近開催された長崎RFIに参加したが、苫小牧や和歌山など他の地域にも興味がある模様。林氏は自身の企業のコンセプトは主要都市での市場よりも静かでくつろげる地方にあてはまると述べた。

CAIJは元は2017年4月に設立されていたが、今月初めにオーストリア大使館での不意打ちのサプライズ記者会見にて本格的に活動を開始。現在、日本には林氏を含めて4人のスタッフがいるが林氏はその数が拡大することを期待している。

林氏はCAIJが比較的遅い段階で日本IR獲得戦に参戦したことを認めているが、会社の性質が他の全企業とは違っているため、選ばれる機会は望めると感じているとこと。

CAIJが別の国際IRオペレーターとの提携を検討する可能性に関する質問に対しては林氏は「まったくゼロではない。」と答えている。いずれせよ、CAIJのコンソーシアム建設への真剣な取り組みは始まったばかりである。(AGB Nippon)