岩手県競馬組合(岩手競馬)は、12月26日に禁止薬物の筋肉強化剤ボルデノンが検出された5頭目の競走馬が発生したことによって再びレースを休止せざるを得なくなり、恥をかかされることになった。
組合は、強化剤がどうやって競走馬に投与されているか途方に暮れている模様だ。
今回検出された競走馬は、これまでの禁止薬物陽性馬4頭が所属している水沢競馬場ではなく、盛岡競馬場の所属であることが事態を複雑にするばかりだ。
スキャンダル中、競馬ファンは岩手競馬を応援し続けているとはいえ、組合が数ヶ月の調査をしても犯人を特定出来ないことが取り締まりの無能力さを匂わせ、県政と一般民衆の堪忍袋の緒の長さを試している。(AGB Nippon)