モヒガン、社会貢献と地理的類似点を強調

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モヒガン・ゲーミング&エンターテインメント(Mohegan Gaming & Entertainment)は、水曜日にアクセスサッポロで開催されている北海道IRショーケースで北海道でのビジョンを発表した。モヒガン族が所有する米国・コネチカット州を拠点とするモヒガンは、北海道と類似する環境での運営経験、地域社会への貢献に対する取り組み、そして2022年に韓国・仁川に開業するIRから取得するデータベースによる優位性などを競合他社との差別化要因として挙げた。

AGB Nipponとの独占インタビューで、コーポレートファインナス担当シニアバイスプレジデントのクリストファー・ジョーンズ氏(Christopher Jones)がモヒガンの特徴を詳しく説明した。「私たちはアメリカの北東に位置しているので、四季がはっきりしている環境で運営することがどのようなものかを理解しています」とジョーンズ氏は述べた。コネチカット州のモヒガン・サン(Mohegan Sun)IR周辺の気候は、冬に大雪が降る北海道によく似ている。

また、同IRのロケーションに関してはニューヨーク市から3時間、ボストン市から2時間の距離にあり、これは苫小牧市にIRが誕生した場合に直面する状況と非常によく似ている。 「私たちは孤立した環境で働くことに慣れています」とジョーンズ氏は強調した。「少なくとも45分離れた札幌からの顧客を引き寄せる必要があるでしょう。本来は東京、大阪、そして日本の他の地域から顧客を引き出す必要があります。そして最も必要となるのが韓国や中国のような国際市場からの顧客を引き寄せる必要があります。」

ジョーンズ氏は、2022年初頭に開幕する予定の韓国の仁川でのモヒガンのIRプロジェクトであるインスパイア(Inspire)が、日本で最初のIRがオープンするまでに彼らに有利になると考えている。「韓国と中国の顧客のデータベースを構築できるようになります。この膨大なデータベースは、ここ(日本)から短い距離にある海外の顧客へのタイムリーなマーケティングを可能にします。」

地元の関係者への説明会では、地元民の雇用、地元の教育や慈善団体への貢献、地元企業との提携など、周辺社会とのコミットメントも強調された。ジョーンズ氏はまた、IRが施設から離れた場所にもたらす生命維持システムの重要性を説明した。「IR施設内の警察と消防などの安全部隊は、最大50-80マイルの距離をカバーできます。私たちは、コネチカット州全域で最も先進的な生命維持システムの1つを持っているので、年間15〜20人の命を救うことができています」と付け加えた。

モヒガンは、昨年のジャパン・ゲーミング・コングレスと今日までかいさいされている北海道IRショーケースに参加し、東京でもチームをおいている。北海道では4月に知事選が控えており、新北海道知事の方向性を心待ちしている事業者の一つである。(AGB Nippon)