ブルームベリー、2018年における記録的な業績を発表

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ソレア・リゾート & カジノ (Solaire Resort & Casino)を運営するブルームベリーリゾーツ(Bloomberry Resorts)は、2018年におけるEBITDA(金利・税金・償却前利益)と純利益の過去最高を更新した。各セグメントでの好調なゲーミング総粗収益が要因とされている。

2018年通期の利益が72億フィリピン・ペソ(約154億円)の18%増、純収益が382億フィリピン・ペソ(約817億円)の16%増となった。

ソレアのゲーミング総粗収益は、マス向けテーブルとスロットマシンに牽引され、509億フィリピン・ペソ(約1090億円)の14%増となった。マス向けテーブル収益が152億フィリピン・ペソ(約325億円)の27%増、ゲーミング機の収益が138億フィリピン・ペソ(約295億円)の18%増が記録された。

ソレアは、2014年にIRが集合するマニラのエンターテイメント・シティ(Entertainment City)における先駆けとして知られている。それ以降、メルコリゾーツ&エンターテインメント(Melco Resorts & Entertainment)、シティ・オブ・ドリームズ・マニラ(City of Dreams Manila)、ユニバーサル・エンターテインメントのオカダマニラ(Okada Manila)もエンターテインメント・シティに並べることになった。

会長兼最高経営責任者のエンリケ・K・ラソン氏(Enrique K. Razon)は証券取引所への報告書で述べた。「ブルームベリーがフィリピンのゲーミング&エンターテインメントにおける先駆者であることが大変光栄に思います。ケソン市(Quezon City)にある二つ目となる統合型リゾートの建設に着工する見込みで、2019年に成長の種をまくことを楽しみにしています。」

同社によると韓国にあるチェジュサン(Jeju Sun)リゾートは、地元民のギャンブルが禁止されていることや観光の低迷にも関わらず、ゲーミング総粗収益の19%増の4億8400万フィリピンペソ(約10億円)を記録した。

ブルームベリーは日本のIRライセンス入札を目指し、特に和歌山を視野に入れて活動している。(AGB)