世界中ゲーミング・サプライヤー、2018年に6兆2000億円の経済影響

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ゲーミング機器メーカー協会(Association of Gaming Equipment Manufacturers = AGEM)が公開したレポートによると、2018年に世界中のゲーミング・サプライヤーが創出した経済影響が合計560億米ドル(約6兆2000億円)となり、直接または間接的に20万2000人の雇用を生み出した。

レポートは、AGEMがネバダ州を拠点とする調査会社のアプライド・アナリシス(Applied Analysis)に委託した研究の結果である。

レポートでは、サプライヤーにより創出された直接的な売上が207億米ドル(約2兆3000億円)であり、間接的な影響が159億米ドル(約1兆7700億円)となったことが明らかにされた。

過去5年、直接的な雇用が5万594件から6万1715件に成長し、22%増となった。

業界における2018年の平均賃金は、米国労働統計局が表示した米国の平均年間賃金の5万1960米ドル(約577万円)に対して一人当たりが年間9万1240米ドル(約1000万円)であり、大きく上回るものである。

ネバダ州では業界が特に大きな影響を持ち、年間何億米ドル単位の研究・開発を行う技術者や高度専門職など全体的に幅広く労働者を雇用している。

AGEMの常務であるマーカス・プラーター氏(Marcus Prater)は「本レポートは、既存のサプライヤーが成長し、新しい業者が現れ、世界中のゲーミング市場におけるイノベーションに焦点を当てているゲーミング・セクターを正しく捉えている」と述べ「要約すると本レポートは、営利的なカジノと部族カジノが高度な技術と様々な企業からのコンテンツを活かし、顧客に斬新かつ刺激的なエンターテインメントを送る全体的に健在なゲーミング業界を描いている」とまとめた。(AGB)