九州IR・佐世保の代案が検討される

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長崎がIR誘致を促進するため「全九州」キャンペーンを立ち上げているにもかかわらず、佐世保のハウステンボス以外の候補地代案が検討中であることが分かった。

代案の中には一番噂の的となっているのは北九州市であり、「マカオでカジノを含む統合型リゾート施設(IR)を運営する香港の大手IR事業者」が小倉駅北側にある約25ヘクタールと地域がIR適地だと関心を寄せているそうだ。大手IR事業者とは、メルコリゾーツ&エンターテインメント(Melco Resorts & Entertainment)かギャラクシー・エンターテインメント(Galaxy Entertainment)のことでしょうか。

関係者によると事業者側の代表が夏中に来日し、北九州市側と関心を寄せている地域をめぐった。

先月、北九州市の北橋健治市長は市が積極的にIR誘致の候補地を探していないと語ったが、「具体的な提案があれば丁寧に対応する」とIRに対する姿勢を明らかにした。

北九州市は、人口やアクセスの充実さの面では佐世保に優れているが、それでも勝ち目が薄いと考えられる。北九州市議会の賛否が分かれているそうで、現地でIR促進キャンペーンを実施して効果を得る前に3つあるIRライセンスが付与されてしまう可能性もある。

一方では、市議会で県内のIR誘致について問われた熊本の大西一史市長は、地震からの復旧・復興などの優先的な課題が多く、IR誘致をしない方向性を述べた、

ビジネス界では、IRの適地として九州の最も大きな都市である福岡が話題になっているが、実質的な動きはまだ見られていない。(AGB Nippon)