ギャラクシー、大阪・夢洲IRに挑む

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大阪におけるIR誘致競争をMGMリゾーツ(MGM Resorts)が勝った同然と多くの人が思うかもしれないが、23日にギャラクシー・エンターテインメント(Galaxy Entertainment)はまだだと言わんばかりに記者会見を開き、IR計画を提案した。

マカオを拠点とするギャラクシーのチームが挙げた要点の中で、IR開発が長期的な投資であり、ギャラクシーほど資金を確保できる事業者はほぼいないということを強調した。

8月に2025年国際博覧会までに大阪・夢洲IRをオープンするのにまだ十分時間が残っていると発言したMGMのジェームス・ムーレン氏(James Murren)と違って、ギャラクシー日本の最高開発責任者テッド・チャン氏(Ted Chan)は慎重なやり方を選んでいる。チャン氏(と多くのアナリスト)によると、この目処は野心的すぎたという可能性が高い。しかし、部分的なオープンがまだ現実的だと示唆するようなことも述べた。

ギャラクシーは基本的に目立たないやり方で日本のIR活動のための有力な国内チームを築き上げているが、特定した地域のIR誘致にコミットする様子はない。

とはいえ、大阪の誘致競争に残っているもう一つのライバルであるゲンティン・シンガポール(Genting Singapore)よりは活動していることが確実だ。ゲンティンは日本IR誘致のためにかなりの資金を調達しているが、現地メディアや地域社会と関わることにほぼ力を入れていないようである。(AGB Nippon)