アメリカの経済、カジノ業界からの貢献

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2017年にアメリカのカジノ業界は、2614億ドル(約29兆億円)の貢献を同国の経済に果たし、この数値は2014年以来9.5%の上昇を果たしたことがアメリカ・ゲーミング協会(American Gaming Association = AGA)のためにオックスフォード・エコノミクス(Oxford Economics)が行った調査でわかった。

カジノ業界は、およそ180万件の雇用を創出し、408億ドル(約4兆5700億円)の税収を生み出しているという。3年前は、170万件の雇用が創出されている。

「この国でギャンブルの事業を手がける会社は、長期にわたる従業員のキャリア形成を可能にし、地元の非営利団体との斬新な協力関係、ボランティア活動、ならびに重要なサービスを支える収益の創出を通して社会に多大な影響をもたらしています。この業界のみが生み出す税収だけで、69万2000人の教師を新たに雇用することができます。私たちが前回の調査を2014年に行って以来、カジノゲームは新しい市場に拡大し、全く新しい娯楽の選択肢を提供し、地域、州、および連邦の経済に多大な貢献をする業界としてその地位を高めています」と、AGA広報担当副会長サラ・スレイン氏(Sara Slane)は語っている。

昨年、カジノ業界の総収益は894億ドル(約10兆円)に達し、そのうち337億ドル(約3兆7800億円)はインディアン・カジノによって達成されている。全体の18%は、ゲーム以外の事業を通して達成されている。

カジノ業界は、付随的な支出を通して133億ドル(約1兆5000億円)を生み出したが、これにはレストランや店舗など、他の事業の常連客による支出が含まれている。(AGB)