ウィン・リゾーツ、再びセクシャル・ハラスメント訴訟へ

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ウィン・リゾーツ(Wynn Resorts)は、創業者であるスティーブ・ウィン氏(Steve Wynn)に対する性的違法行為疑惑の対応をめぐり、女性従業員9人に再び訴訟を起こされた。

同社は、創業者のウィン氏が疑惑を笑いのタネにしていたにもかかわらず、ウィンに対する疑惑についてメディアに話さないよう女性従業員を促したとされている。

ラスベガス・レビュー・ジャーナル(Las Vegas Review Journal)は「ウィン・リゾーツは従業員を守ることに対して興味も真剣な態度もなく、スティーブ・ウィン氏や役員の仲間が相手だと尚更のことだ」と訴訟の内容を報道した。

10月3日、ウィンをセクシャル・ハラスメントで訴えた女性にとって働く環境が不快だとする別の訴訟を起こされた。

訴訟によると、ウィン・リゾーツの元社長であるモーリス・ウッデン氏(Maurice Wooden)と元人事部門長のトロイ・ミッチャム氏(Troy Mitchum)が2018年1月の会議で「ウィン・リゾーツはスティーブ・ウィンの性的違法行為と何年も隠蔽したことを黙ってほしい」と伝えたとしている。また、「女性従業員がスティーブ・ウィン氏に性的嫌がらせをされたこと、再びスティーブ・ウィン氏の性的獲物にされるのを恐れていたことを知っていた」としている。

また、訴訟の内容によると、ウィン・サロン(Wynn Salon)もしくはアンコール・サロン(Encore Salon)の従業員だった9人の女性は、要求に従わなければ報復されると思っていたとのこと。

ウィン・リゾーツは日本でのIRライセンスを目指している事業者の1社である。(AGB)