ギャラクシー、 VIP部門が2019年1月~3月期の足を引っ張る

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ギャラクシー・エンターテインメント(Galaxy Entertainment)の苦戦するVIP部門が前年比25%低下し、2019年1月~3月期の業績の足を引っ張った。

マス向けの業績が好調で合計ゲーミング総粗収益(GGR)が前年比9%増の73億米ドル(約8000億円)だったものの、VIPゲーミングGGRが25%減の74億米ドル(約8100億円)となった。ゲーミング機のGGRが微かに拡大した6億600万米ドル(約670億円)だった。四半期におけるギャラクシーの合計GGRが154億米ドル(約1兆6900億円)に達した。

ギャラクシー会長のルイ・チェーウー氏(Lui Che-Woo)によると、いくつかの出来事がゲーミング市場を左右し、全面的な禁煙の実施や同じ地方にあるカジノとの競争が激化したことなどにより特に影響されたのがVIP部門だったという。「以前に発表したギャラクシー・マカオ(Galaxy Macau)とスターワルド・マカオ(StarWorld Macau)の15億米ドル(約1650億円)リニューアルが進捗している。いくつかの頓挫があったが、このリニューアル計画が我々のリゾートをより一層魅力的なものにしてくれると信じている。2020年後半に計画を完了するのを楽しみにしている」とルイ氏が述べた。

ルイ氏は、中国本土から観光、レジャー、旅行の需要が継続的も成長しているためマカオの中期・長期見通しに対して前向きであると述べた。(AGB)